ドワンゴの経営成績(10月29日発表)
ポイント
・売上高:ドワンゴ・カドカワ合併(14年10月1日)後、右肩下がり。
・営業費用:売上高の減少以上に営業費用を削減することで利益確保。
・プレアカ会員数:新配信開始(16年11月1日)後、右肩下がり。
(256→148万人、ピーク時より42%減少し、直近3か月で5万人減少)
・チャンネル有料会員数:20年9月124万人→6月120万人で減少に転じる。
(平均会員数は20年3月720人→3月620人)
・DAU(1日あたりのアクティブユーザー数):18年3月に非ログイン視聴可にし、一旦増加したものの、現在は非ログインですら導入時のログインユーザー数以下に低下。
・MAU(1か月あたりのアクティブユーザー数):google解析、非ログインともに減少中。新規ユーザーの定着には至っていないものと思われる。
DAUの減少幅よりMAUの減少幅が少ないのは、人数は減っているものの、ヘビーユーザーの利用時間が増えているのではないかと推測する。
今回から、DAU・MAUともにログインでの数値が非公開となった。悪くない数値であれば進んで公開すると思われるので、低下が続いてるものと推測する。
・放送枠数:20年5月の緊急事態宣言時のリモート化により放送枠も増えたものの再度低下し、最低数まで減少。新規に始めた生主も定着しなかった可能性もある。